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屋久島の世界遺産登録とヤクジマザルの問題点など

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屋久島は世界遺産に認定されています。しかし、ヤクジマザル問題など様々な問題がある事も事実です。

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屋久島が世界遺産に認定された理由

屋久島が世界遺産だという事は多くの日本人が知っている事でしょう。屋久島というと真っ先に頭に浮かんでくるのが屋久杉です。屋久杉の存在が屋久島を世界遺産にしたのだと思っている人が意外と多いようですが実際は違います。


もちろん屋久杉の存在も一つには理由となっている可能性もありますが、それだけでなく屋久島独特の自然および生態系が珍しく世界遺産に登録をされたのです。屋久島には1,000メートルを超えるや山々がそびえています。

その景観は素晴らしいものがあるのですが、その中には亜熱帯の植物もあれば冷温帯の植物まで存在しているという非常に珍しい生態系を有しています。小さな島で様々な食物が存在しているのです。また、屋久島には原始の自然が残っていると言われています。そんな自然が残っている中で人は平然と暮らしています。

科学が発達した現代と原始の世界が共存している世界でも珍しい地域だと言えるのです。このような事象が大きな理由となって屋久島が世界自然遺産に登録をされたという事になるのです。屋久杉だけが登録理由という事ではないのです。

屋久島の問題点とは

世界自然遺産に登録をされた屋久島。屋久島は自然豊かで独特な生態系があるのでとても魅力的な場所だと言えます。世界遺産に登録をされたのも良くわかると言っても良いでしょう。

そんな屋久島には現状、色々な問題が存在しています。細かく見ていくとキリがないのすが、大きな問題は屋久島が世界自然遺産に登録をされたことで発生していることだと言えるようです。世界遺産に登録をされると日本はもとより世界から注目をされることとなります。


それこそ世界中から観光客がやってくることになるのです。観光客が来ること自治は悪いことではありません。屋久島が活性化して元より産業の少ない島に活気だけでなく雇用をも生み出す可能性あるのですから喜ばしいことだと言えます。ところがそこで生じてきている問題は観光客による自然破壊です。ごみなどの問題もあります。生態系の変化も挙げることが出来ます。

これらは観光客が増えてくることと比例して顕著になっている問題です。今後も屋久島においては観光客の受け入れと共に自然をいかにして守っていくのかが大きな問題となってくるのです。

ヤクシマザルとは

ヤクシマザルはヤクニホンザルのことで霊長目オナガザル科に属します。鹿児島県の屋久島のにのみ生息しているサルとなります。基本的には森林地帯に生息しています。体長は40〜60センチ程度、体重は8〜12キロ程度となっています。ヤクシマザルは本土に生息しているニホンンザルの亜種と言われています。


本土のニホンザルと比べると小柄で毛も少し灰色っぽいのが特徴です。また、体は本土のサルよりもずんぐりとしており顔の色も赤色が濃いと言われています。基本の生態としては群れをなして住むこととなります。この点は本土のニホンザルと同じです。ただ、群れの数は少し少な目で10頭から30頭程度の群れで生活をしています。食性もニホンザルと変わりません。


果実や木の実を主食として昆虫などを多く食べます。寿命に関してもニホンザルもヤクシマザルも変わらないと言われています。

屋久島では一時期、広葉樹がかなりの数が伐採されておりヤクシマザルの住む場所も激減し里へ下りてきて農作物に被害を与えることもありました。現在ではその点も徐々に改善され人とヤクシマザルの共生を目指して変化してきています。

屋久島は猿被害が酷いって本当なのか

今どきはどこの山里においても鳥獣被害というものが問題となっています。人間が作った果実や野菜などの農作物を鳥獣が食べてしまう、荒らしてしまうといった被害です。世界自然遺産に登録をされた屋久島においても鳥獣被害は深刻だといいます。その一つにサルの被害があります。


屋久島にはヤクシマザルというニホンザルの亜種が生息しています。そのヤクシマザルが農作物に対して被害を及ぼしているのです。ヤクシマザルの農家への被害は1970年代ごろから始まったと言えます。その当時、広葉樹が伐採されてスギの木が植えられたことからこうした農作物への被害が増えてきたと言われています。つまり、人間がヤクシマザルの住む場所を失くしたがために山里に下りてきているという事です。

屋久島では年に400頭や500頭も処分してきたようですが、駆除が行き過ぎると今度はヤクシマザルが絶滅してしまう危険性もあります。

ヤクシマザルの住みやすい環境作りと農家自体の農作物を守る対策を進めて行く必要が同時にあるというわけなのです。屋久島のサル被害はピーク時よりも減っているとは言いますが相変わらず共存していくには課題も多いのです。

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